三河伝 大東流合氣柔術  神刀道進會   浜松


《過去の稽古日誌》

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稽古日誌 2017           閲覧ありがとうございます。 



ご挨拶:
吉田先生からの依頼で、稽古日誌を載せることになりました。気まぐれ日誌ですが、よろしくお願いします。(文責:森田)

※技の名前は、稽古のために便宜的に付けられたものが多く、正式なものとは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

※技の名前は、大東館(武田時宗先生)のものを使わせていただくことにしました。

※動画は、FaceBookへの投稿ですが、アカウントをとっていない方も登録 “後で” を押すと閲覧可能です。

※動画、You tubeへの投稿ができるようになりました。






2017年12月16日(土)
このところ、稽古日誌をさぼり気味。すみません…。今日は12月2日のと、2週分UPしました。

合氣
今日は先生のお手本だけでなく、稽古生の練習風景も撮影しました。先生はいとも簡単にやりますが、稽古生のを見ればいかに簡単でないかが分かりますね。

胸取りで押し上げられた時の対処法
 ※動画でご覧ください。Sさん練習

すみません、私、笑い過ぎてますね(^^;

 ※動画でご覧ください。先生のお手本

ポイントは、まわり過ぎないことです。






2017年12月02日(土)

合氣
二方向から一点を攻めるシリーズ:
すっごい詳しく説明して頂きました。これ以上の説明はできないでしょうね。

合氣上げ
※動画はこちら

胸取り
※動画はこちら







2017年11月25日(土)
今日は吉田先生が体調不良のため自主練となりました。他の人たちは来るのかな?と思いつつ道場に向かったところ、いつものメンバーが顔を揃えました。みんな真面目です(^-^)。

居合
少年たちに「めっちゃ上手くなって吉田先生に動画を送って驚かせよう」と誘いをかけたところすっかり乗り気になってすごい真面目に稽古しました(笑)。まだまだ課題は多いですが、上手く見せようという気持ちが起こっただけでも大きな進歩です。動画、是非見てやってください。(タブレットの故障で、横向きになってしまいました。ちょっと残念。)

※動画はこちら (今日はお兄ちゃんが練習に行きたい、って言ったそうです。やる気出てきたね。)
※動画はこちら (武士の顔になってますね。)
※動画はこちら (兄と弟、良いライバルです。)

 Sさんも、自分の課題をひたすら練習。


私は、抜刀の腰の使い方をひたすら研究。骨盤を下から巻き上げるようにしておいてから一歩出るようにしたら頭の浮きがなくなり、上体も自然に起きるようになりました。次の課題は腕の開き方でしょうか…。 ※動画


合氣上げ
YくんとSさんから合氣上げのリクエストがあり、最後にちょっとやりました。いつの間にか私も、他人に合氣上げを教えられるようになっていました。自分でも驚きです。これが、外部の人にもかかるようになるといいのですけどね…。


吉田先生、みんなこんなに真面目に稽古しましたよ。早く風邪治して来週からまたご指導よろしくお願いします!m(__)m






2017年11月18日(土)
今日は午後から清水で長尾先生の講習会だったので、その前に安城の森さんが浜松に合流してくれました。

居合
座技と半立技を一通り。講習会に向けての練習です。Sさんは初めての技ばかりでしたがよくついてきました。私も半立技の半分は初めてでした。刃の向きとか足の出す位置とか、複雑です…。

剣術
足を斬ると見せかけておいて、面を受けて袈裟と小手を斬る。
ポイントは、足元斬るときにしっかり前傾。剣を動かさず、まず足を寄せてから上体を起こす。

※動画はこちら






2017年11月11日(土)
居合
石川先生の明治神宮奉納の動画に刺激されて、今日はみっちり居合の稽古をしました。しばらくぶり過ぎて、技忘れてました(^^;






2017年11月4日(土)
柔術
肩に手をかけて後ろに崩す技。
手を掴んで寄ったときに、相手の肩を浮かせるのがポイントです。

※動画はこちら@

※動画はこちらA





2017年10月28日(土)
今日は柔道場が使えなかった為、8畳ほどの控室を借りての稽古。狭くても柔術技の稽古が出来てしまうのが良いですね。

合氣下げ

 固まって動けなくなってます (^-^;

※動画はこちら

今日は、瞬時に技をかける方法も教えていただきました。
普段一つ一つやっている動作の手順は、速くても基本は同じでした。
合氣上げは、@繋ぐ。緩めて、相手の力が一番のっているところを探す。B力の乗っているところを支点に上げる。です。






2017年10月21日(土)
先週は、吉田先生が北海道北見の伊藤師範の講習会に参加されました。しばらくは北見バージョンを教えて頂けそうです。

小手返し(北見バージョン)
手鏡のあと、横へスライドさせてから垂直に落とす。コツは、スライドするときに相手の肩を払うイメージで。持ち手をふらふらさせないことが大事です。

 (1)手鏡。

 (2)横にスライド。相手の肩を意識。

 (3)垂直に落とす。

※動画はこちら






2017年9月30日(土)
昇級しました!
 
オレンジ帯になったので、やっと自分で帯を締めるようになりました。やれば出来るのね  (^^♪


稽古姿も、さまになってきましたね!
   






2017年9月23日(土)
剣術
巻き返しからの胴。
胴を斬るときは必ず右脇腹。左は鞘があるので斬れないからです。昔は剣道も、右胴しか有効じゃなかったそうです。今はどうなのかな?

※動画はこちら


合氣
 (1)

 (2)内回しで、左肩につなぐ。

 (3)そのまま払うように右肩につなぐ。

 (4)肘から引く。

左肩、右肩の取り方は、一文字に払うようにすること。払いながら寄せていくイメージ。動画だけ見てもわかりづらいですが…。

※動画はこちら


突き



さっきの肩払いの応用です。
突きを止めた後、対角線側の肩につないで、そのまま払いながら反対の肩につないで、引く。

※動画はこちら






2017年9月2日(土)
柔術
両手取り。

 (1)両手を前に出す。

 (2)相手の前足が出ている方の腕を下げる。

 (3)反対の手を相手の肩(クロス側)に刺し込む。


自分の立ち姿勢が崩れないことが大前提です。(1)の両手を上げるのにもかなりのコツがいります。先生は「水が流れるように」と言います。私は、小指側を意識すると上手くいきます。

※ 動画はこちら 1
※ 動画はこちら 2






2017年8月5日(土)
居合
今日は場所が剣道場だったので、居合を丁寧にやりました。

正面打ちの時、最後に左手を少し引くそうです。居合と剣術では、打ち方が違うって、今日初めて知りました。けっこう衝撃的な事実…。

少年たち、刀の抜き差し、覚えてきました。
  



合氣
後ろ手に、抑え込まれた時の対処法。
技の名前はないそうです。

  (1) 
(2)肘を相手の首に入れる。
(3)腰から反転して、相手の中心に手を置く。

                              (4)切り落とす。


(3)の反転が難しいです。強すぎると肩に置いた手が離れてしまいます。ここで、のけぞるまで崩せていないと(4)につながりません。

動画はこちら






2017年7月29日(土)
合氣下げ
今回は、山本伝バージョン。
スッと抜ける感じは同じですね。

 
                  (1)                          (2)



            (3)

動画はこちら






2017年7月22日(土)
合氣
『秘伝』8月号にある、有満先生の合氣下げを実演していただきました!
雑誌の技が実際に体験できるなんて、贅沢ですね (^-^)。

 
            (1)                      (2)

 
         (3)                     (4)

(2)手を張る。
(3)指を下げて(何指を起点にするかは、吉田先生に聞いてね!)、腰をとる。
(4)手の形はこれ↓ 手の平を返すだけです。




※今回、Face bookの動画が、かなり反響がありました。
  なかなかの切れ味に仕上がってます。↓↓

 動画はこちら






2017年7月15日(土)
稽古日誌、すっかりご無沙汰しておりました。すみません…。ぼちぼち再開いたします。
タブレットを購入したので、写真の投稿ができるようになりました。本当は動画もできると思うのですが、それは追々ということで。


柔術 後ろ両肩取り合氣投げ(名称は正確ではありません)

    
      (1)              (2)             (3) 

(1)右肩越しに振りむいて、相手の肩を詰める。
(2)前に向き直る。この時、相手の重心を引き寄せる。
(3)左肩をぐるりと回す。背骨を中心に、左右の肩が前後するイメージ。受けている人は、右の支えがストンとなくなるように感じます。

※(2)で受けの足が入れ替わっていますが、何度かやった中から写真を選んだので、たまたまこの回のときが左前だっただけです。本来、技の途中で受けの足は動きません。






2017年5月20日(土)
本日、入門者ありました。
このところ、Gさんが抜けて稽古もちょっと寂しくなっていたのでとても嬉しいです。
今日は、久々のYさん、安城のMさんも駆けつけてくださり、にぎやかな稽古になりました。

Mさんの合気上げと居合が上達していましたね。講習会の成果でしょうか。私もいろいろアドバイス頂いて、手ごたえを感じました。いつも遠くまで来てくださりありがとうございます。






2017年5月13日(土)

剣術
今日も”目付け”。物打ち、鍔元、最後にのど元の三段階。
つい、叩き落すことに意識が行きがちですが、本当に大事なのは間合いにしっかり入ることだそうです。吉田先生が間合いに入ると、剣が下りる前から「やられる!」と感じで緊張が走ります。この”やられる感”がないと、たぶん振り上げた時に隙ができて逆に反撃されると思います。

この緊張感が剣術の稽古の一番の意味ではないかと、いつも感じます。これは体験した人でないと分かりません。そして、この感覚は、対人戦の武術ならすべてに通用する技術だとも思います。
「長尾先生のはもっと恐かったよ」が吉田先生の口癖です。「3本も受ければ、もう汗だくになった」そうです。わかる気がします。貴重な稽古をさせていただいていること、本当にありがたいです。






2017年5月6日(土)

柔術
今日は、先週の講習会で伊藤師範に教えて頂いた技の復習をしました。

「握り手」の動画↓↓
https://www.facebook.com/daitou.aiki/videos/822011097949148/
コツは、捻るときに手首を折らないことと、肘の力をうまく伝えること。うまくかかればそんなに力まずにいけそうですが…。

足の合気は、足首を伸ばした時に距離を稼いで、稼いだ分を逃がさないようにつま先を戻すとかかります。あとは切れないように片足を持ち上げて、もう一方を引いて、ころん。

剣術
”目付け”
叩き落とした時に床をたたいてしまっていたので、対処法を教えて頂きました。
振り下ろさずに、相手の剣の上にしっかりと意識を乗せておくと、そこで止まってくれるそうです。






2017年4月29日(土)・30日(日) 第二回合気上げ講習会

今回は思いがけず、北海道の北見から、吉田先生の兄弟子にあたる伊藤たかし師範が駆けつけてくださいました!東京在住の伊藤師範のお弟子さんも同行してくださり、豪華メンバーでの講習会となりました。

嬉しい再会もありました。三月で遠方に転勤されたGさんと、昨年講習会に参加してくださった他流派の方。懐かしい顔ぶれに嬉しさ倍増。伊藤師範と吉田先生のご縁をつないでくれたのは実はGさんです。本当に伊藤師範が来て下さるとは、私たちはなんて恵まれているのでしょうか。

稽古内容については、ここに書き切れないくらいたくさんのことを2日間(+懇親会 笑!)で教えて頂きました。細かい内容は、追々紹介する機会を見て書いていこうかと思います。
全体的な感想としては、同じ技でも、先生によってテクニックの組み合わせが違っていたりして、先生方それぞれが、ご自分の工夫やアレンジで今の技を完成されて来たのだなということです。いつも受けている技をいつもと違うアピールで攻められると、不意打ちでものすごく強くかかってしまいます。私も、びっくりして何度も吹っ飛びました 笑。
また、同じテクニックでも、説明の表現の仕方が先生によって違うので、多角的に技を見直すことができ、とても勉強になりました。今回は、私自身の合氣の理解がそれほど間違っていないことが確認できてとても良かったです。今後、技の成功率も上がってくれるような期待が持てました。

伊藤師範から教えて頂いたことダイジェスト:
(講習会に参加された方は記憶をたどる助けにして下さい。この他にもあれば教えてくださいね。)

足を使って間合いを盗む ・ 呼吸の使い方 ・ 手を取らせる高さ ・ ろっ骨、肩甲骨の使い方 ・ 二度掛け(かけ直し) ・ 体をゆする ・ 足のつま先の方向 ・ ひじの使い方 ・ 指先の垂らし方…

まだまだありそうですが、今思い出せるのはこのくらい。講習を受けていない方は、参加した人たちに教えてもらってください。教え合うことで、また理解が深まります。

伊藤師範から来年も来ていただける約束を取り付けましたので、それまでに皆で上達したいですね。本当に、よい機会を与えて頂き心が一杯になりました。段取りを付けて下さった吉田先生にも心から感謝いたします。

参加してくれた皆様、ありがとうございました。興奮未だ冷めやらず…。

             (2日目)
1日目に写真を撮るのを忘れてました。稽古に夢中で、気がつかなかったですね。それだけ充実した講習会だったということで…。写っていない皆さん、すみません m(__)m






2017年4月15日(土)

剣術
”目付け”
切り落としの稽古の前に練習する技です。

吉田先生の技の説明です。↓

「中段の太刀を叩いて突く。入り身です。1.相手の物打ちを叩いて突く 2.相手の鍔元を叩いて突く。3.相手のナカゴを叩いて突く
中に入れると、楽だと言う感覚を掴む稽古。段々踏み込みを深くする」

コツは、切り落とすときに、相手と自分の間の距離の真ん中(物打ちやつば)に意識を置いてから打ちに入ること。突きは相手の喉元を狙う。

「中に入る」とは間合いの中に入ること。剣術の、空間を取った、取られたという感覚はとても大事で実践的だと、つくづく感じます。吉田先生に入られると、本当に「怖い」と感じます。あの威圧感は何度経験しても慣れませんね…。






2017年4月8日(土)

居合
※動画を撮りました。
(FaceBookへの投稿ですが、アカウントをとっていない方も登録 “後で” を押すと閲覧可能です。)

座技

その1(横雲・薄墨・八つ波)
その2(火龍・介錯・霞・受け流し・月影)
その3(付け込み・山月・玉車・抜き打ち・暇乞い)






2017年4月7日

※ 合氣上げ講習会のお知らせをアップしました。
    ⇒「お知らせ」






2017年4月1日(土)

柔術 一ヶ条
正面打ち、横面打ち、奥襟、胸取り、突き。それぞれ座技と立ち技。
やっと少し覚えてきたかな、という感じ。技のポイントが多すぎてなかなか覚えられません。

立ち技のポイントは、相手を崩すときに引く腕を、自分の腰骨までもってくること、でしょうか。


腕を絡ませて崩す技(座技)
胸取り、突き。
とにかく両腕を絡ませて崩す。
コツはいろいろありましたが、とにかく痛くてなんだかなぁ、という感じでした。途中で気持ちが折れました(笑)。

手をたたいて”参った”しても、吉田先生は止めてくれないので、あとはギャーギャー騒いでアピールするしかない…。隣の合気道の人たちは、きっと引いてるだろうな (笑)

でも、合氣でかけるので、関節を痛めるようなことがないのが助かりますね。下手な人がやると関節が痛くなりますけど。







2017年3月25日(土)

Gさん、最後の稽古。いつもと変わらずの稽古をしました。合気上げ、アドバイスしてくれる人がいなくなっちゃうな…。「ずっと続けてくださいね」と言葉をかけてもらいました。やめていく人が多い中、やり続けていくことで技を通してつながる一体感。合氣を知っているからこそ言える一言です。またいつか、手合わせしましょうね。

柔術、打撃対策
顔面パンチをぎりぎりのところでかわして相手の真ん中をとらえて崩す。

柔術の前に剣術で基本の三本をやりましたが、その手法と打撃対策の手法は同じでした。相手と対面した時点で、すでに相手と合氣で繋がっていて(吉田先生は「糸が出ている」と言います。)、歩み寄りと同時にその糸を手繰り寄せていって、繋がったまま転じて斬る、または打つ。

今日は、剣術で繋がった感じがよく理解できました。


空間の合氣?間合いの合氣?名前があるか分かりませんが、剣術でも居合でも柔術でも、それが無いとどんな技もダメなような気がします。





2017年3月18日(土)

今日は、興奮冷めやらぬうちに早速、稽古日誌更新。


居合試し斬り

  

※※その他の写真はこちら※※

※※動画はこちら※※

吉田先生の突然の提案で、今日は巻き藁の試し斬りをすることになりました。

Gさんの歓送会もあり、西尾からも2人の兄弟子が駆けつけてくださいました。
吉田先生には前日夜から、巻き藁の準備をしていただきありがとうございました。一人1本ずつ、合計8本。みんな試し斬りは初めてでした。

初めては”基本斬り”からということで、まずは一巡。みんな余計な力みが入って上手くいきませんでした。
二回目以降、だんだんと力が抜けてきて、続々成功。西尾のMさんの最期の一刀がとてもきれいでした。

斬り方のコツは、まず力みをなくします。力んでいると刀がうねって切り口に波が入ります。後は、振り切るイメージが大事。イメージが足りないと藁に刺さって止まります。刀を引いてしまうのも、途中で止まる原因の一つ。上手くいくと、スパッという軽いいい音がして斬れました。

「しばらく経つと、あちこち痛くなってくるから、そこが余計な力が入っているところ」と吉田先生に言われましたが、Mさんは昼食中に腕に力が入らない、と言い、私は夜になって肩が凝ってきました。そんなに力ずくでやったつもりはないのだけど、やっぱり物を斬るということはそれだけ緊張しているのでしょうね。

本当に貴重な経験をさせていただきました。吉田先生、ありがとうございました。

本当はGさんのお土産となるはずだったのだけど、Gさんは左手を痛めていて参加できませんでした。残念。


歓送会
稽古後、Gさんの歓送会。
蕎麦屋ですっかり武道談議。吉田先生の言葉で印象的だったのは「武道のご縁を大切にして、教えて頂けるものがあるときはチャンスをのがさない。」でした。吉田先生は、望月先生に当時誰も習おうとしなかった鎌と鉄扇を習ったそうです。私も、鉄扇を是非習いたいと思いました。吉田先生、よろしくお願いします。







2017年3月11日(土)

間合いの話
突きをかわして顔面に当身を入れる技をやりました。
間合いの取り方がとても重要だそうです。近づき過ぎると相手の反撃を食らうので、入り過ぎてもダメ。でも、相手の顔面は自分の範ちゅうにしっかり納まっていないといけません。その絶妙な間合いが大事です。相手の重心が前足にのるあたりに自分の立ち位置をもっていかれるとなお良いように思いました。


手の平返し
押さえ込んで来た場合、通常は手首のところに相手の体重がのってくるのだけど、敵の攻撃が甘くて、あるいは怖がってのってこないときの対処法。
相手がどこで体を支えているかをまず見極める。そうしたら、その重心の球を目線(イメージ)で相手の肩まであげてきて浮いたところでもう一度手を返す。
球が上がってきてそのままぐるっと背中を通って落ちてくるようなイメージができると、それにつられて崩れてくれました。
球のイメージって分かりにくいですが、あると思って意識でコントロールすると、案外簡単にできます。







2017年3月4日(土)

今日は、吉田先生が「Gさんへのお土産」と言って、手のひら返しのタネ明かしを全部してくれました。お餞別が合氣のタネ明かしなんて、なんて粋な計らいなんでしょう。
やり方を全部聞いたので、あとは、繰り返し練習して自分のものにするだけです。Gさんがんばってください。

そういえば、先人の合氣の師たちも、そうやって弟子たちにお土産を残していってくれたと聞きますね。幸道先生が病床でお弟子さんに手を取らせて合氣を教えている写真を見たことがあります。惣角先生も、最後まで山本角義先生に合氣を教えてくれていたとか。合氣って、そうやって師から弟子に手から手へ伝えられてきたんですね。武術はもともと、戦いのためにあったはずなのに、なぜか温かいものを感じます。不思議な世界ですね。







2017年2月25日(土)

昨年、三河伝に大きな旋風を巻き起こしたGさんが、3月いっぱいで遠くの地へ転勤することになりました。とても残念です。
Gさんが北見の道場で習ったことを分かち合ってくださったお蔭で、私は、異なる道場でも合氣は共通だということを確認させていただきました。楽しかったなぁ。Gさん、新しい地でも大東流の道場を見つけて、さらに合氣に精通してください。もし、近くに来た時には稽古に顔だしてくださいね。

気がつけば、2回も稽古日誌をさぼっていた。
今日も、稽古はいろいろやり過ぎてよく覚えていません…。
Gさんと稽古できるのもあと数回なので、別れを惜しむようにみんなお互いに持っているものを出しあってアドバイスしたり一緒に考えたり、とても濃い稽古をしています。新人のYさんにも丁寧過ぎる指導。こんなに教えてくれるところないですよねぇ。本当に丁寧過ぎです。



“柔術”と“合氣柔術”の違い
以前から、柔術と合氣柔術の違いがよくわからないなぁ、と思っていたのですが、今日はその謎がとけました。
定義としては、柔術は合氣を使わずに力を使ってかける技で、合氣柔術は合氣を使って柔術をする技。
でも、吉田先生がやると柔術も合氣かかかっていて、違いがわかりません。それもそのはず、合氣を知っている人は、柔術をやるときもわざわざ合氣を省いたりしないので、合氣を知っている人が柔術をやると合氣柔術になってしまう、ということのようです。
当たり前といえば当たり前なんですけどね。


お知らせ:
3/18(土) 稽古後 Gさんの歓送会(昼食その他)をします。他の支部の方も是非合流してください。詳細は吉田先生に確認してください。








ポイント丸見え!超スロー動画、公開。 

さて、合氣のポイントをいくつ見つけられるかな?

立ち技一本取り表
立ち技一本取り裏
座り技一本取り表
座り技一本取り裏







2017年2月4日(土) 

今日も柔術三昧。でも、今日は半分は子供の相手とFace Book用の動画撮影をしていたので、それほど疲れませんでした。


柔術
二ヶ条。
先週の復習と新しい技も。座技の内手と外手をそれぞれ一ヶ条と二ヶ条を比べながら稽古しました。手首をねじるように見える動作は、実際は皮膚の表面をなでているだけのようです。ハンドクリームを手に塗るときくらいの力加減かな…。

正面打ちの一ヶ条。
今日は、投影術を使うやり方を教わりました。自分の前に自分の影がいるとイメージして、そこに正面打ちが当たったら両手をあげて相手の手を制しにいきます。相手の脇が伸びたようになれば動きを制することができます。手をあげるタイミングは早すぎてもダメで、ちゃんと影を打たせてからでないと動きをとめることができない、と感じました。







2017年2月4日(土) 

今日は3時間ぶっ通しで柔術やりました。さすがにヘトヘトです。傍から見ると全然動いていないみたいに見える稽古ですが、なんでしょか、緊張と弛緩が繰り返されるのでものすごく激しい運動をしたような疲労感を覚えます。
いつも隣で合気道の方たちが稽古していますが、動きの大きさの違いが一目瞭然です。というか、大東流は、二人で向き合っていると思ったら急に一人が膝から崩れ落ちる、みたいに見えるかもしれませんね。とにかく大東流は地味で、根気のいる武術です…。

柔術 
二ヶ条やりました!二ヶ条をまとめて教えて頂いたのは初めてです。
小手返しは二ヶ条なんですね。片手で相手の手首をくるっと回して掴むのをやりました。合気道でも同じ動きがありますが、いつも適当にやっていました。親指の沿わせ方がとても大事だということがわかりました。

今日は大事な原理をたくさん教えて頂きました。とてもここには書き切れません。
正中線を合わせる以外に、クロスにかけて交点が固定されているから合氣がかかる、とか。骨をくるっとねじって合谷に合わせるとか。肩甲骨の動きを利用して合氣上げをするとか。
一ヶ条で、肘を半掴みにして喉に繋ぐのもあったな。本当に今日は多かった…。

似たような技なのに全然違うテクニックが必要だったり、全然違うように見えるのに原理は同じだったり…。見た目で判断しないで原理別に整理して頭に入れておいた方が良いのかもしれません。こんなに説明していただいているのに、自分のものにするまでにはまだまだかかりそうです。







2017年1月28日(土) 

剣術 
相手が振りかぶったところを小手を押さえて制する技。コツは、押さえに行こうとせずに、中段から正眼に構えなおしてスッと前へ出るだけ。小手を押さえているというより、正中線をとらえて氣で制している感じだと思います。目線も大事だと思いました。







2017年1月21日(土) 

柔術 一ヶ条
はじめの腕の掴み方を丁寧にやりました。手刀で押し出すときに小指をあてておいて滑らせるように掴みます。ここで合気がかかっていないと崩すのは難しくなります。

合気技
今日は、意識でかける合気技をいろいろやりました。始めの手の張り方が難しいです。単に、掴まれている部分に圧がかかればよいというのではないようです。掴んだ感じとしては、手のひらにピターっと張り付いてくる感じです。じゃんけんのパーではなくて、やはり花が開花するときの開き方です。意識と動作が一致していないと上手くいきませんでした。繋いだあとは、イメージを使って相手を浮き上がらせます。それが、難しい…。

腕相撲攻略法
相手の肩口にトンと差し込んで、反対側の肩にもう一度グッと差し込みます。相手は不意を突かれてしまうので、抵抗できずに倒されます。
自分の力を使わずに相手の力を利用するので、競り合えるくらいの相手なら勝てそうです。瞬殺されたらダメですけどね 笑。







2017年1月14日(土) 

柔術いろいろ
立て続けにどんどんやりました。あまりにも多すぎて、どれを載せようかと迷っているうちに忘れてしまいました。頼りない日誌ですみません。
合気道の回転投げ、天地投げの原形かな、と思う技もありました。いつも大雑把に投げているだけでしたが、こんなに手順があるんですね…。
どの技も、はじめの繋ぎ方が一番大事だなと思いました。はじめがかかってないと、その後どんなに工夫しても難しいですね。







2017年1月7日(土) 

新年あけましておめでとうございます。
浜松の稽古も、無事に二年目を迎えることができました。今年も、地道にコツコツ氣長にいきましょう。

柔術
正面打ち一ヶ条。座技は、膝行しながら前に崩す。立技では、相手の肩口に腕を押し込んで潰す。

合氣上げ
いろいろなパターンの合氣上げを教わりました。でも、攻めるポイントはみんな同じかなぁ、と感じました。これらが臨機応変に使い分けられるようになりたいです。

隅落とし
山本派と幸道会の隅落としを比べてみました。幸道会のは、相手の首に差し込んでから真下に落とす。山本派のは、横にスッとだして合谷を攻める、でしょうか。

崩しの極意いろいろ
三角点については、合気道でも言われていますが理解が少し違っていました。実際のかかり具合を考えると、オリジナルはこっちかな、と感じました。
先生が、極意を惜しみなく教えて下さるのは、技が途絶えないようにとの願いからなのでしょうね。教わる私たちも、心して習わなければいけませんね。




※ 2016年 稽古日誌


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